news
2022/03/10 15:51
column (K)
column (h)
column (真)
column (知)
column (和)
日本障害者協議会(JD)編【JDブックレット5】『国際障害者年から40年の軌跡 障害のある人の分岐点:障害者権利条約に恥をかかせないで』藤井克徳 著、発刊にあたり、JD経由の注文の発送などをやどかり出版でおこなっています。
いつもは、チラリホラリの注文への発送作業ですが、JD5発刊から多方面より、たくさん注文が入り、12月、1月は大わらわでした。そろそろ初めの一波も落ち着いてきました、これからいろいろなアイデアを出して販売促進をしていかねばなりません。
他の人も書いているように、国際障害者年以降の40年を振り返る藤井克徳氏の渾身の一冊です。私も、藤井克徳氏の講演のテープ起こしをしました。本の冒頭に載っているふじいかつのり氏の「恥をかかせないで」の詩を講演の中で朗読しているのがやどかり出版のHさんです(^o^)
とても素晴らしい朗読です。本ではHさんの朗読が聞けないのが残念です。
column (m)
「分岐点」という言葉には,瞬間的に心臓がキュッと掴まれるような緊張感を覚えます。
以前,『素敵な選TAXI』というTVドラマがありました。竹野内豊がドライバーを演じる「選TAXI(せんタクシー)」に乗った客は,その人が望む過去のある時点まで戻ることができ,「選ばなかった選択肢」で人生をやり直してみることができるという設定でした。
日々は大小さまざまな選択や判断の集積ですが,振り返れば,ある出来事から一気に大きな流れが形成された,あるいはずっと予兆があったのに気づかれなかった,といったターニングポイントがある――
JDブックレット5『障害のある人の分岐点』に掲載の「障害のある人の分岐点年表」(なんと48頁にも及ぶ超大作!)を眺めてみると,障害分野における大きなうねりが感じられると思います。
column (昌)
JDブックレット5『障害のある人の分岐点』のご紹介です.
本書の担当だった私は,制作にあたり,編集部のメンバー,職員が一丸となって取り組んだ1冊だと感じました.なかでもメンバーのSさん,Kさんがいなければ,本書の特徴の1つである48ぺージにもおよぶ充実した年表がここまで完成度の高いものになっていなかったかもしれません.Sさんは先方から届いた膨大な年表を1つ1つ間違いがないか確認し,確認事項を先方に送るといった作業を何度となく根気よくやってくれました.Kさんは原稿を版下にしてくれ,修正の大変な年表作業を職員と確認しながら,何度も何度も嫌な顔をせずに修正してくれました.
やどかり出版の特徴の1つでもある,制作のどの工程にもメンバーが関わっている.まさにその特徴を結集した1冊です.
column (本書あとがきより)
『JDブックレット5 国際障害者年から40年の軌跡 障害のある人の分岐点』
本書は藤井克徳さんの待望の単著で,1981年の国際障害者年以降を中心に,この40年間の障害分野の出来事を時系列でたどった「近年障害分野早わかり版」と言えるものです.主な出来事を初心者にもわかりやすく解説・評価し,50ページに及ぶ詳細な年表を収載しています.
「読者のみなさんそれぞれで,自身が思い浮かぶ40年間の出来事や体験を本書に重ねてみてください.本書をベースにしながら,これにそれぞれが体験したこと,先輩から聞いたこと,知識のうえでの印象深い出来事などを重ねてほしいと思います.自身が関わっている団体や法人,事業所の節目の出来事を本書と合わせ見ることで,その意味付けや評価に新たな発見があるかもしれません.」