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2026/02/27 13:55
やどかり出版では,精神障害のある従業員と職員が持ち回りでFacebookへ投稿しています. こちらのブログでも数ある中から厳選した記事をお届けいたします.

『「もう1つの価値」を生きる メンバー・家族がつないだバトン』もうお読みいただけたでしょうか.やどかりの里の55年の節目に出版したものです.やどかりの里は地域で精神障害のある人を支える仕組みが何もない時代に「私たちには居場所が必要」という当事者の切実な声によって誕生しました.そして,55年が経ちました.本書に登場するのは,すでに亡くなられた精神障害を体験した人や家族,13人です.精神障害を体験し,なかなか思うようにいかない人生を送りつつ,それでも「生きよう」と思う,病気になる前の自分を追い求めることをやめる,支え合って生きようと……どん底を体験したからこその生きることの意味と価値を伝えてくれています.精神障害のある人たちが体現している「生きる力」こそが,やどかりの里の真ん中にあるものだと思います.
障害,性別,人種や国籍等の違いで差別し排除しがちな社会の中で,尊厳が傷つけられ,生きることを躊躇する人たちがいます.さまざまな格差も広がっています.本当に大事なことは何? と13人は問いかけます.13人の声に耳を傾けてみませんか.増田一世
(やどかりの里55周年記念出版『「もう1つの価値」を生きる』はこちらからどうぞ⇓)



